ずーっと前に男子御三家についてお話ししました。
ふいに思い立ったので女子の学校について話します。
女子御三家と言えば
桜蔭、女子学院、雙葉
上記三校の生徒像をこんな言い方でよく表します。
もし、道端に空き缶が落ちていたら
雙葉の生徒
「拾ってゴミ箱に捨てる」
桜蔭の生徒
「空き缶に気づかずそのまま通り過ぎる」
女子学院の生徒
「空き缶を蹴っ飛ばして遊ぶ」
あくまで学校のイメージですがうまく表現されていると思います(笑)
ではどんな生徒が受かるのか⁉️
私の経験から桜蔭と女子学院についてお話しますと
どちらの学校も国語ができなければ土俵に上がれないでしょう。
かなり大人度の高い文章が出題されます。
それを踏まえて
桜蔭
算数はかなりの力が必要とされます。
女子校ではNo. 1の難易度かもしれません。
特に図形は平面も空間もかなり難しいですね。
合否は総合力で決まりますが、算数が得意な生徒は一発逆転が狙えます。
一昨年私が教えていた生徒が合格しました。
算数が得意な子でしたがケアレスミスがなかなか直らない子でした。
その子に難しい問題を教えてもあまり意味がないと考え、算数はケアレスミスをなくす練習、あとは理科の物理化学の計算問題をはじめ、理科を徹底的に鍛えることにしました。
模試で合格判定なんて出たことはなく、SAPIXの志望校別模試も判定20% (因みに私は志望校別判定模試の結果は全く信用していません)。
ケアレスミスには苦労した。。。
1月14日の浦和明の星 不合格💦
算数でコケました😨
そこで渋谷幕張の受験を予定していましたが市川に変更
市川合格で一安心です。
そして本番
算数がハマりました
ついでに理科もやってたところが出た!
めでたく合格しました💮
このように武器がある生徒は一発が狙える学校です。
女子学院
学力レベルはさることながら、この学校は事務処理能力が高い生徒が受かるような気がします。
算数は桜蔭と違って多少苦手な生徒でも取り組みやすい問題です。
ただ、できない問題を素早く見極めて、いかに効率よく得点するかでボーダーラインの生徒は合否が決まると思っています。
4年前に教えていた生徒です。
算数は過去問15年分くらいやらせました。
ポイントは時間内にいかに効率的に点数を取るかです。
もともと算数が苦手な生徒でしたが、本番ではきっちり取れて合格💮
しかし女子学院の対策ばかりやっていたせいか、女子学院以外全部不合格でした😭
女子学院は対策次第では算数は取らせることができます。
桜蔭、女子学院だけではなく志望校に特化した指導を徹底的にやっていく必要性はあると思います。
対策の仕方は学校によって、また本人の得手不得手によって変わります。
そうしたことで勝ち取った逆転合格は家庭教師の醍醐味でもあります(^^)
HP立ち上げました!
まだほとんど書けてませんがこれからどんどん書いていきます!
中学受験 プロ家庭教師の独り言
大手進学塾で21年間、プロの家庭教師になって5年間中学受験に携わってきました。 自分の子供も受験を経験しているので塾の立場と親の立場がわかります。 子供はひとり一人違います。 伸ばし方も様々。 一人のために精一杯授業します。
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