ずーっと前に男子御三家についてお話ししました。ふいに思い立ったので女子の学校について話します。女子御三家と言えば桜蔭、女子学院、雙葉上記三校の生徒像をこんな言い方でよく表します。もし、道端に空き缶が落ちていたら雙葉の生徒「拾ってゴミ箱に捨てる」桜蔭の生徒「空き缶に気づかずそのまま通り過ぎる」女子学院の生徒「空き缶を蹴っ飛ばして遊ぶ」あくまで学校のイメージですがうまく表現されていると思います(笑)ではどんな生徒が受かるのか⁉️私の経験から桜蔭と女子学院についてお話しますとどちらの学校も国語ができなければ土俵に上がれないでしょう。かなり大人度の高い文章が出題されます。それを踏まえて桜蔭算数はかなりの力が必要とされます。女子校ではNo. 1の難易度かもしれません。特に図形は平面も空間もかなり難しいですね。合否は総合力で決まりますが、算数が得意な生徒は一発逆転が狙えます。一昨年私が教えていた生徒が合格しました。算数が得意な子でしたがケアレスミスがなかなか直らない子でした。その子に難しい問題を教えてもあまり意味がないと考え、算数はケアレスミスをなくす練習、あとは理科の物理化学の計算問題をはじめ、理科を徹底的に鍛えることにしました。模試で合格判定なんて出たことはなく、SAPIXの志望校別模試も判定20% (因みに私は志望校別判定模試の結果は全く信用していません)。ケアレスミスには苦労した。。。...
中学受験 プロ家庭教師の独り言
大手進学塾で21年間、プロの家庭教師になって5年間中学受験に携わってきました。
自分の子供も受験を経験しているので塾の立場と親の立場がわかります。
子供はひとり一人違います。
伸ばし方も様々。
一人のために精一杯授業します。
入試の天王山が終わりました。お子様方はいかがお過ごしでしょうか?今まで経験したことのない夏期講習が終わり、模擬試験の結果も出ていることだと思います。結果はいかがでしたか?大方の感想として思ったほど伸びなかった夏休み前とあんまり変わらない相変わらずミスが多い等々でしょうか(^^)お子様達はみんな頑張ったと思います。偏差値は相対評価なので成績が変わってないということはちゃんと頑張った証拠でもあります。今回結果が出なかったとしても夏休みに勉強したことは受験で必ず活かされます。温かく見守ってください。ところで夏休みが終わってお子様達のご様子はいかがですか?小学校が始まり、夏期講習の達成感からか勉強に身が入っていないということはありませんか?だいたい半数ぐらいの子供はこの時期ペースが乱れます。生活が変わるのももちろんですが、小学生活最後の行事があったりして、学校生活が忙しくなります。秋に運動会がある学校修学旅行も12月に行くという学校もあります。学校の行事が一段落しなければ落ち着いて受験勉強に集中できないという子供も多いです。それをわかった上でしっかり勉強させましょう!辛い夏休みが終わってホッとしてる場合じゃありません。「鉄は熱いうちに打て」です。勉強しないようであれば塾の先生に相談するのもいいでしょう。今が一番大事な時期です。親が勉強のことで口を出すのもこの時期が最後かもしれません。あと5...
三田国際最近ものすごい人気ですね〜広尾学園をあそこまでにした大橋校長を招いて戸板女子から転身を遂げました。私も開校する年に訪問して直接お話を伺いましたが、大いなる可能性を感じました。今後どこまで伸びて行くか楽しみです。私の受け持ちの生徒でも志望している生徒がいます。他の学校にはない特色を打ち出しており、特に英語に興味のあるご家庭には魅力的なようです。入試問題はその学校がどんな生徒を欲しがっているのか分かるといいます。三田国際の問題は受験勉強で暗記重視で勉強してきた子より頭の柔らかい素直な子を欲しがっているように思えます。今年度の算数の最初の計算問題です。
西暦問題って毎年入試が近づいてくると話題になります。来年は2019年ですね。20193で割れることはわかります。2019=3✖️673では、673は何で割れる??素数か??実は素数です(^^)じゃあ素数ってどうしたらわかるのか?基本的に調べるしかないですね💦素数の規則って小学生でわかるものはないんですよね。偉大な数学者たちが色々証明してきましたが、恐らく聞いてもチンプンカンプンでしょう (笑)私は聞かれたらこう答えます。だいたい6の倍数±1だよ!当てはまらないものもあります。25は素数ではありません。しかし当てはまらないものはあっても、ほとんどが当てはまります。確信的な理屈が欲しいと思っても無理なものは無理なのです。少し前にLOFTでこんなノートを見つけて買ってしまいました😁
小6生は今夏期講習の佳境を迎えています。どこの塾でもここぞとばかり時間を使って徹底的に子供達を鍛えています。こんなに時間って必要なの?って思われる方もいるかと思います。必要かと言えば必要ですし、ここまで必要ないといえば必要ないと自分は考えますが、自分はこの夏子供達を拘束したいと思ってる人間です (笑)その理由はまたの機会にお話しするとして家庭教師の私はどんなことをするかと言うとまずは塾で習ったことを定着させることそれが一番大切なことです。次に弱点分野の洗い出しです。できると思っていても意外とできない問題は多いものです。私は生徒全員ではありませんが、算数は入試問題をやらせます。時間測って通しでやらせます。やらせる問題は私が指定します。その子の現状のレベルに合った入試問題をやらせます。算数はこの時期一行問題の出来不出来で弱点分野の洗い出しをします。普段のテストと違って範囲がありませんので、やらせることで色々な発見があります。結構忘れているものです。やらせる問題のレベルは考えなければいけませんが、弱点分野の洗い出しには有効ですので是非やらせてみてはいかがでしょうか。
はじめまして!中学受験生の家庭教師を生業としていますムニンドと申します。大手進学塾で21年勤めていて、ブロ家庭教師になって5年目を迎えています。主に算数と理科を教えています。もともと集団授業が大好きだったのですが、一人の生徒のためにどうしたら成績が伸びるのか、何をしたら志望校に合格するのかを考えることに面白さを感じるようになりました。子供って本当に一人ひとり違うんです。接し方も成績の伸ばし方も一生に一度の中学受験です。悔いの残らないよう全力でサポートしていく!子供も親御さんもそんな日常を記録に残していきたいと思いブログを始めました。お役に立てる情報ばかりではないかと思いますが、目を通して頂けたら幸いです(^^)